
「ル・マンジュ・トゥー」 谷 昇シェフ |
“ラ・ブランシュ”田代 和久シェフ、“北島亭”北島 素幸シェフとの対談書『親父シェフ3人・フランス料理にもの申す』(柴田書店)や朝日新聞のコラムでも知られるフランス料理界の重鎮、“ル・マンジュ・トゥー”オーナーシェフ・谷 昇氏。「基本をしっかり身に付けた上で、固定観念に捕らわれることなく、常に新しいものに挑戦していく」姿勢を貫く、頑固にして柔軟なフランス料理界の粋な親父も、フルーツシュガー(果糖)の愛好者。今年3月の改装オープン以来、フルーツシュガーの活躍の場が広がっている。
ダニスコジャパンのスタッフが訪れた夜のおまかせコースのメインディッシュは「鳩のチャイニーズ仕立て・ニンジンのグラッセ添え」
そしてデザート。他の料理はもちろんの事、実は、ダニスコジャパンのスタッフが何よりも感激したのが、プレーンヨーグルトにフルーツシュガーを添えた、ひたすらにシンプルなプレート。フルーツシュガーの爽やかな甘味が極上ヨーグルトの酸味とミルキーな風味を際立たせる一品。まさに引き算の味付けの極意だ。
別のデザートプレートには、パード・ド・フリュイが登場。 ところで、フレンチシェフでありながらデザートには和のテイストもたびたび登場する谷シェフのレシピには、何と、“甘納豆”も。フルーツシュガーで作ると、従来の甘納豆にはない、小豆の風味豊かで後味爽やかな甘納豆が出来上がるそう。 これからも、フレンチを機軸に豊かな発想で「和」や「中華」の素材や手法も取り入れたデザートの登場に大いに期待したい。
(取材:2006年6月) |
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谷 昇氏 【プロフィール】 1952年東京都新宿区生まれ。高校卒業後、服部栄養専門学校に入学。在学中から六本木「イル・ド・フランス」で働き、そのまま就職。24歳で渡仏、帰国後、数軒のレストランのシェフや調理師学校の講師などを経て、35歳で再度フランスへ。帰国後、「オーシザーブル」などを経て94年「ル・マンジュ・トゥー」のオーナーシェフに。 |



