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梅酒の季節到来!〜フルーツシュガー(果糖) VS 氷砂糖 その違いとは?〜
梅イメージ 疲労回復や夏バテ防止に効果のあるクエン酸をたっぷり含んだ梅酒。昨今ではさまざまなタイプの梅酒が市場に出回り女性に大人気です。そこでお薦めなのが、ピュアな甘みのフルーツシュガー(果糖)で作る梅酒。さっぱりした甘さの爽やかな口当たりの梅酒になり、お砂糖で漬けた従来の梅酒とは似て非なる“新しいタイプのリッチな梅酒”が楽しめます。梅酒は甘すぎてちょっと・・・とおっしゃる男性の方でもこれなら大丈夫。梅とお酒の香りが堪能できる上品な梅酒です。



今回はフルーツシュガーで漬けた梅酒と氷砂糖で漬けた梅酒の違いをリポートいたします。ダニスコスタッフが社内でフルーツシュガーと氷砂糖との2種類で梅を漬け込んで得られた観察記録です。



フルーツシュガー(果糖) VS 氷砂糖〈まとめ〉
  • フルーツシュガー(果糖)の梅酒は従来の梅酒にはないアルコール感とさっぱりした後味が特長であり、砂糖の梅酒にこだわりのない人や、アルコール好きには好まれそうだ。糖の使用量が30%少なくて済むということも大きな利点だろう。
  • 砂糖の実は、最初は小さくなっていき7か月目頃から反対にふくらんでくるが、しわが残る。フルーツシュガーの実は1年たってもほとんどしわがない状態なので、この形を生かして利用することができるだろう。
  • フルーツシュガーの梅酒は、砂糖より溶けやすくより早く梅のエキスが抽出される。そのため1か月目から梅のエキス分が感じられ、もう飲めるといっても良い状態になる。3か月目にはフルーツシュガーの梅酒の特長が十分に出てきて、ドライな梅酒として飲み頃になる。その後は9か月目頃からアルコールのとがった感じが次第に弱まっていき、飲みやすく変化していくが、砂糖に比べてアルコールを強く感じる傾向は変わらない。砂糖の梅酒も6か月目には従来の梅酒らしい味になり、その後熟成していくが、思っていたより早く飲めるということもわかった。
フルーツシュガー(果糖)VS氷砂糖 梅酒月報<2005年6月14日調製 経時観察記録>

6月14日

梅酒:初日
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【左・氷砂糖】  
1kg
氷砂糖 500g
焼酎 1.8リットル
   
【右・フルーツシュガー(果糖)】  
1kg
フルーツシュガー(果糖) 350g (氷砂糖の7割)
焼酎 1.8リットル


7月14日(1か月目)

梅酒:1か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 実には深いしわが入っている。
  • 液の色は赤みがあって、果糖よりやや濃い。
  • 香りはなし。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
色が変わっただけで形は変化なし。
  • 梅の香りがする。
  • 梅酒らしい味がする。但し、「新鮮なさっぱりした梅酒」。


8月16日(2か月目)

梅酒:2か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 実はかなり小さくなり、梅酒の香りが出始める。
  • 液の色は果糖よりやや濃い。
  • 味は甘さがかなり強く、舌に甘みが残る。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • 実のごく一部にしわがあるが全体には張り切っていて砂糖に比べ巨大に見える。
  • 味は酸味があってフルーティー。


9月15日(3か月目)

梅酒:3か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 一般的な梅酒味になりつつある。まだ飲み頃には早いが、まろやかで一体化してきている。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • 実は張り切っている。一部のしわは相変わらず。
  • 香りは果糖のほうがフルーティーで梅酒らしい。
  • 果糖はアルコールが強く、切れが良い。もう梅酒になっているといえる。「芳醇な味」。


10月13日(4か月目)

梅酒:4か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 実のしわが深くなり、梅の香りが強い。
  • 従来の梅酒に。こっくりした甘味で、あとを引く甘さ。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • 実は相変わらず、張り切っている。
  • 液の色は果糖の方がかなり濃く、アルコールの香りが強い。
  • 味はシャープな感じ。ツンとくるが、切れがよくさっぱりした味。従来の梅酒に慣れていない人はこちらを選ぶかもしれない。


11月14日(5か月目)

梅酒:5か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)


【氷砂糖】【フルーツシュガー(果糖)】
  • 実は先月と変わらず。
  • 液の色は砂糖も濃くなってきて、先月より差が小さい。
    香り、味も先月と変わらず。


12月15日(6か月目)

梅酒:6か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
今回は実を取り出して、撮影・試食。
実の大きさ、状態にかなりの差が出る。
【氷砂糖】
実の重量:25g(2個の平均)
実の状態:果肉がしまり固い。皮が厚くて甘味が少ない。味は見た目ほどの差はない。
  • まろやかで若い梅酒らしくなっている。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
実の重量:36g(2個の平均)
実の状態:果糖はふっくらしてやわらかい。色もむらがなくきれい。砂糖と同じで皮が厚く、甘味少ない。
  • 香りは先月までのアルコールのきつさが薄まっている。砂糖と同様の梅酒らしい甘い香りも出てきている。
  • 味はあい変わらず鼻にツンとくるアルコールっぽさが強く、ドライな梅酒という感じ。

梅(氷砂糖)
氷砂糖
梅(果糖)
フルーツシュガー


1月16日(7か月目)

梅酒:7か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 実が前回よりふくらんでいる。深いしわはあるものの大きさの差があまりない。砂糖の実は甘くて、アルコール感があまりない。子供も食べられる味。固さの差はない。
  • 香り、味の傾向は先月と変わらず、梅酒らしいまろやかな味が深みを増している。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • 果糖の実は甘味が弱く、アルコールがきつい。液の色は果糖のほうが赤みがかっていて、多少濃い。
  • 香り、味の傾向は先月と変わらず、果糖はアルコール飲料としての梅酒になってきている。


2月14日(8か月目)

梅酒:8か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)

【氷砂糖】【フルーツシュガー(果糖)】
  • 味、液の色、実ともに先月とほとんど変わらず。
  • 味はそれぞれの特徴がさらに顕著になってきている。
  • 砂糖を一体化したリキュールとすれば、果糖はブレンドしたカクテルのよう。梅の味、香り、アルコールの味、香りを別々に感じる。濃厚な梅酒とさらりとした梅酒、人によって好みは分かれるだろう。


3月14日(9か月目)

梅酒:9か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 香り、味については先月と変わらない。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • 多少変化が見られる。
    これまでのアルコールの味が弱まり、ツンツンした感じが消え、まろやかさが出てきている。砂糖に比べると、甘さがさっぱりしていて梅の酸味などフルーツ感が感じられる。今までより、一般受けしそうに思われる。


4月14日(10か月目)

梅酒:10か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】
  • 味は特に変化なし。
  • 香りは、果糖に比べて強く感じられる。
 
【フルーツシュガー(果糖)】
  • アルコールのとがった感じが先月よりさらに弱くなり、ちびちび飲むと砂糖との差を感じないほど。ゴクンと飲むとやはり砂糖よりアルコール感が強い。「果糖は味の変化を楽しめる」と言えるか。


5月13日(11か月目)

梅酒:11か月目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)

【氷砂糖】【フルーツシュガー(果糖)】
  • 砂糖の実が再び小さくなったらしく、全体の実の量がかなり少なく見える。
  • 香り味は先月と変わらず。


6月15日(1年目)

梅酒:1年目
左:氷砂糖
右:フルーツシュガー(果糖)
【氷砂糖】【フルーツシュガー(果糖)】
実の重量:25.2g(砂糖)
実の重量:30.4g(果糖)
  • 香りはフルーツシュガーに比べると砂糖は強い。
  • 味の違いは変わらず。
  • 実:両方とも前回の軽量時より軽くなっている。どちらも皮が柔らかくなって、固さはほとんど同じだが、味は梅酒の特長と同じ違いがあり、フルーツシュガーの実はアルコール風味が極端に強く感じられる。

梅(氷砂糖)
氷砂糖
  梅(果糖)
フルーツシュガー


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