The natural alternative to cane sugar from Finland

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果糖とスポーツ
身体運動と血糖低下
異なる糖類の血清エネルギー代謝および身体運動能に及ぼす影響につき広範な検討が行なわれている。ブドウ糖、果糖または他の炭水化物摂取の影響を運動前、運動中および運動後で比較すると、一部の主反応に関して差が認められている。運動前にブドウ糖を摂取すると、有害な血糖値の低下、ひいては、低血糖症を誘発すると考えられる所見が得られた。幾つかの研究(例えば、Mitsuzoneら、1995年)では、運動前に果糖を摂取するとブドウ糖摂取時とは異なって運動中の血糖値の低下は誘発されないことが実証された。この果糖の有用な作用は、グリセミックインデックスが小さいことによりもたらされる。
運動とエネルギー代謝
運動中に人体が消費するエネルギーは、運動中に摂取するエネルギー源の種類によって若干異なっている。運動中のエネルギー利用を比較する研究はごくわずかしかない。−これらの研究が伝える主なメッセージを挙げると、「長時間の運動時には、果糖をエネルギー源とする場合に較べ、ブドウ糖をエネルギー源とする場合の方が総炭水化物の酸化は有意に増加し、脂質の酸化は有意に低減する」−すなわち、ブドウ糖に比して果糖の場合には脂肪の利用が多いということである。運動時に脂肪の燃焼を期待する人達にとって有益なメッセージである。トップクラスの競技者は運動中に利用される炭水化物の量を多くしたいと思うので、果糖ではなくむしろブドウ糖を摂取するものと考えられるが、ある研究の結果では、耐久競技者に対するエネルギー補給としては、炭水化物の混合(果糖+ブドウ糖)の方がより有用と思われるということが提唱されている。特に回復期においては!

著者紹介 Tommi Vasankari (トミ ヴァサンカリ)

【プロフィール】 1967年生まれ   医学博士。
トゥルク大学(フィンランド)理学部講師。
フィンランド国立スポーツ協会ヴィエルマキ メディカルセンター助教授。
フィンランドオリンピックチーム メディカルドクター。
専門:糖代謝、脂質代謝、内分泌学。特にLDLに関する文献を多数発表。

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